機械加工はエレキギターとエレキベースの機械加工をする工程です、ここからギター、ベースを作り上げています。
棚に並んでいるものは治具といいます。この治具はボディーの外周やPUザグリ、ネックグリップなどの加工するための道具です。 この治具の精度でギターやベースの仕上がりが決まる一番重要な物です。なんと、この治具のほとんどを百瀬さんが作りました。 ギター作りは治具作りと言っても過言ではありません。 |
材です、上の段は左はボディー材です、次は指板材やネック材、ボディートップ材などの乾燥室です、 次はマホガニーのネック材の塊です(ダイニングテ−ブルが作れるくらいの大きさがあります。デカ過ぎる・・・) 下の段左からは木取りを終えて乾燥中のボディー、次は乾燥中のローズ指板です。 |
〜加工機械〜
フレッティングマシーン その名のとおりフレットを打つための機械です |
熱プレス機 熱と圧力で強制乾燥させます、ヘッドトップ材の 接着に使うこともあります |
手押し鉋盤 鉋の機械版です、全ての加工の基準になる面を 出すために使います |
ルーター PUザグリやコントロールザグリ、ネックポケットを 掘ることや、ボディー外周をとったりといろいろな事 に使います |
面取り ネックグリップ、ストラトのエルボーカット、バックカットなどを取る時に使います |
フレット溝切 その名のとおりフレット溝を切る機械です |
ボール盤 垂直に穴をあけるのに使います、ペグ穴やぽっどの穴などです |
アーチ加工機 写真の奥が型で、手前にボディーを置いてスイッチを入れると、型と同じに削ってくれる優れものです! |
バンドソー え〜のこぎりです、何でも切っちゃいます |
プレーナー 手押し鉋盤で平面を出したら、これで反対の面を平行に削ってってくれます、しかも0.1mm単位で削れます。 |
横ボール盤 ボール盤を横にしたものです、ボディーサイドのジャッック穴やロッドナットの穴などをあけるのに使います |
ユニバーサルサンダー 何でも削れる優れもの!手押し鉋盤では削れない小さなものや金属などはこれで削ります |
昇降盤です、木材を正確に切断するときに使います。 ちょうど百瀬さんが作業していました。材を45°に切っているところです。 |
これらいろいろな加工機械を使って加工していきます。ちなみに、上で紹介した治具を使うのはルーターと面取りです。